秘密のふたり
作者名 :嘉村朗
こんにちは!漫画花子です。
嘉村朗さんが描く『秘密のふたり』です。
嘉村朗さんの漫画はきっと男性には
わからない、女性だけが感じるドキドキ感がある気がします。
その一つとしては、
描く漫画の絵です。
恥ずかしそうにする男子の顔。
斜め45度くらいから女の子を見る
男子の表情など。
細かかもしれませんが…(笑)
表情などもキレイに描かれているから、
読んでいる側もドキドキしちゃいました(笑)
この話は、思春期真っ只中の中学生の
男女を描いています。
お互いの秘密を知って、
徐々に距離を縮めていく所や中学生だからこそ感じる
複雑な感情がものすごくいいです。
話の内容としては、
スポーツ万能な男子中学生が、
意外な特技がある話。
その特技とは、ピアノが上手だったこと。
その秘密を知った同じクラスの女子中学生。
男子は自分がピアノを弾けることをクラスの
皆には秘密にしたかった。
中学生にありがちなその距離感
もたまらない。
『秘密のふたり』
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秘密のふたり前編のネタバレ
『今日も先輩に怒られちゃった』
吹奏楽部に所属する中二のあい子。
ため息をつきながら歩いていると…。
『♪~♪~』
ピアノの音がする。
いつもこの辺りにくると、
ピアノの音がするのでした。
『どんな人が弾いているんだろう』
ピアノはけっして上手じゃない。
しかし、毎日練習しているのはわかっていたあい子
は弾いている人が気になりました。
あい子は
柵ごしに家の中をのぞいてみる…。
すると…。
『あの人は…』
眼鏡をかけてピアノを弾く
男子中学生が見えるのでした。
その男子中学生は、
同じクラスの藤馬に似ていた。
しかし、学校の藤馬は眼鏡をかけていない。
更に、授業中もイスに膝を立てて
姿勢の悪い格好で授業を受ける。
ピアノ男子というと、
物静か、上品なイメージがある。
藤馬を見ると、全然ピアノ男子の
イメージがわかないあい子なのでした。
男子中学生の意外な素顔?ギャップに胸キュンしてしまった…
『なんでピアノ始めたのかな?』
不思議に思います。
しかし、藤馬と一度も話したことがなかった
あい子は、そのことを聞くのにどうやったら、
自然に聞けるか考えこんでしまうのでした。
「合唱コンクールの練習をしないといけないですね」
音楽の先生から、
合唱コンクールの練習が始まることを伝え
られます。
「指揮と伴奏を決めてください…」
先生からそんな事を言われる。
あい子は”はっ”としてこれは
チャンスかも!
そう思いつい藤馬に
ふってしまう。
「ピアノ弾けるよね?」
ニコっとしながら、
そう言うと…。
「何のこと?」
怖い顔で睨まれてあい子は
固まる。
「テキトーなこと言ってんな」
あい子はただ藤馬くんと話してみたかった
だけだった。
なのに、逆に嫌われた感じに
なってしまったのです。
『もっと練習しなくっちゃ』
部活でトランペットを吹くあい子。
上手く演奏できず、
自主練習をしていました。
校舎の外で練習していると…。
「ハブられてんのーー」
バスケ部の男子達にからかわれてしまいます。
その中にも藤馬くんもいて、
横目であい子を見てそのまま行ってしまいます。
そんな姿をみて、あい子は、
まだ藤馬は怒っているのかも…。
そんな風に感じるのでした。
秘密のふたり前編の結末
「見えないや」
再び藤馬くんの自宅の前で
ピアノの演奏を聞いているあい子。
その日はカーテンがひいてあって、
部屋の中が見えなかった。
柵ごしで見ていると…。
『バタン』
窓を開ける音がする…。
それと同時に藤馬くんの姿が見えて、
柵ごしで見ていたあい子と目が合ってしまうのでした。
「そこで何やってるんだよ」
藤馬は無表情であい子に近づいてくる。
その後、家に上げてもらったあい子は
普段みせない藤馬の表情を見ることになるのです。
秘密のふたり 前編の感想
いつも帰り道に聞こえるピアノの音。
あい子はそのピアノの音を聞いていました。
けっして上手じゃないけど、
毎日練習していることを知っていました。
あい子自身も吹奏楽部でトランペットを
吹いています。
上手く吹けなくて悩んでいました。
ピアノの音がする家を柵ごしでみていると…。
「藤馬くん!?」
眼鏡をかけた同じクラスの藤馬がピアノを
弾いていたのでした。
あい子と藤馬は一度も話したことがない。
しかし、このピアノをキッカケに藤馬と
話をするようになります。
藤馬自身、クラスの皆にはピアノが弾けることは
秘密にしたい。
あい子と藤馬の距離が近づいていくところとか、
ドキドキしちゃいますよ。
後、藤馬くんの表情も!思春期に見せる、複雑な感情を描く。
嘉村朗さんの作品は面白いです。
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